葬儀は、故人の親族や知人が、故人の冥福を祈り結び、故人が浮かばれるようにする儀式です。葬儀には、香典を持って参列しましょう。宗教や宗派、地域によって異なって来る部分はありますが、基本宗教によって袋の種類は変わってきます。
事前に宗教を調べて袋を選ぶ必要があります。一般的として、香典袋の表にお札の裏面が来るようにします。そして、新札は使用しないように注意しましょう。その理由は、新札を入れると、まるで用意していたと考える方もいらっしゃるからです。
どうしても新札しかない場合は、自分で折り目をつけるなどしましょう。金額は余りに多くても、お返しも困りますし、少なくても印象が悪いので、常識を踏まえた金額を入れるようにしましょう。葬儀では、故人の冥福を祈り、故人との想い出話や故人の業績を讃えたりして、故人が安心して、あの世へ行けるようにしましょう。
葬儀は、だいたい突然、行われます。着ていく衣服や場所の確認など、それだけでも大変です。そんな中、香典だけは忘れてはなりません。この時、いくら包めばいいのか悩んでしまう人も多いと言われています。まずは故人との関係性を考えてみることがポイントです。
身近な人ほど、多く包むことがマナーとなっています。ただし、祝い事ではないので、あまり大金ではかえって失礼にあたることもあります。例えば、会社関係の人が亡くなった場合には、同じ立場の社員で金額を統一した方が無難です。
一人だけ高かったり、逆に少なかったりすると、後々、トラブルになってしまうこともあるからです。通常、5000円が相場となっています。葬儀の規模や相手の役職などによっても違ってきますが、これを平均値として把握しておくといいかもしれません。
これでは納得がいかず、もっと包みたいという人は、後で個人的にお線香代として訪問することもできます。